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【サステナプル住宅フォーラム@東京】


【サステナブル住宅フォーラム@東京】
「環境に正しい=事業に正しい」スウェーデンの成功事例に学ぶ

サステナビリティをホテル経営に生かして成功を収めたアンナブリッタさんが独自の取り組みについての講演を実施。



 東京のスウェーデン大使館にて開かれたアンナブリッタさんの講演では、まず、自らが営む「ホテルセントクレメンス」のあるゴッドランド島について説明。美しい街並みと豊かな生物多様性をもつ島であることが紹介された。次に、環境配慮型のホテルにしていった過程について、一番古い建物が築400年、最も新しい建物が築100年であり、ダメージもあったが、サステナビリティヘの取り組みを通してお客様をハッピーにさせるサービスの提供こそが正しいと信じ、チャレンジ精神をもって方針転換。社員にも、この方針で自分自身も健康になり、収入も増やせることを周知徹底させ、一丸となって取り組んできたことが今、成果を上げつつあるという。
 さらに、話は具体的な取り組み内容へ。各部屋のシャワーには節水シャワーヘッドを取り付け、快適さはそのままに水の使用量を半分に抑制。ゴミを極力出さないように、使い捨てのアメニティは使用していない。また、暖房システムの動力は島内の風力発電による電力で賄っている。2015年の冬には地熱発電への投資を予定。ホテルの暖房システムのエネルギー使用量が全エネルギー使用量の1%を占めていることから、地熱発電の導入で全エネルギー使用冊一の58%を節約できるうえ、6年以内にこの投資も相殺できる見通しだという。また、洗面所を例に挙げ、設備を長持ちさせることと節水を同時に実現させる方法の一つとして、リフォームで素材をプラスチックではなくタイルに切り替えたことを紹介。さらに、においやカビが発生しないよう、換気が必要なときにセンサーの反応で稼働する換気システムも設置するなど、小さな取り組みも徹底している。
 そして、話題は化学物質へ。実際にこのホテルでは化学物質を含む洗剤をほとんど使っていないという。インテリアやファブリックヘのダメージが少なくなり、何よりもホテルで慟く社員が健康的になることがポイント。「皆さんも、それを見直すことでお金の節約になりますよ」とアンナブリッタさん。またオーガニック食品を使った朝食にはお客様を大切にしたいというメッセージが込められ、30部屋のデザインはすべて違うものにすることがコスト削減につながっていることなど、アイデアや工夫を凝らしたホテルの取り組みに参加者も感心していた様子。
 「環境に良いものは正しく実行すればお金(利益)にもつながる」という信念のもと、環境、社会、健康、経済などすべてを包括的に考えてサステナビリティを実行しているアンナブリッタさん。その根底にあるのは、「子どもや孫たちの将来を考え、この島を美しいまま残したい」という切なる願いだ。



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スウェーデン大使館で開催された講演会。講演後の質疑応答では、「経営に携わる家族全員が環境配慮型ホテルに合意するのは早かったですか?」「実行するまでに大変だったことは?」などの質問に対して、アンナブリッタさんはーつ一つに丁寧に答えていた。





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